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インターンシップを実施しました

9月4日から9月19日にかけて、武蔵野大学データサイエンス学部と連携し、インターンシッププログラムを実施しました。4名×2チーム、計8名の学生が参加し、8日間(45時間)のカリキュラムに取り組みました。参加学生の皆さんが取り組んだ内容と、その成果をご報告します。

プログラム内容

「技術で社会課題を解決し、事業として成立させる」をテーマに、2つのチームがアイデア発想からビジネスモデル構築、プロトタイプ設計まで挑戦しました。

Aチーム:学生向けデータ収集プラットフォーム
大学の研究活動におけるデータ収集の課題に着目し、学生同士がポイントを介して協力し合える仕組みを考案。ポイント循環モデルにより金銭的ハードルを下げ、広告収入や企業連携を収益の柱とする事業計画を策定しました。5年後のユーザー数目標や、4年目の黒字化シナリオまで具体的に提示しました。

Bチーム:家事分担支援ツール
家庭内の家事分担における不公平感を解消するタスク管理アプリを提案。タスクの見える化に加え、家事代行サービスとの連携を差別化ポイントとしました。技術面では本番環境を意識した設計を検討。月額制サブスクリプションを含む収益モデルを構築しました。

参加者の学び

ビジネス視点の獲得
収益予測やコスト試算を通じて、サービスを事業として成立させる難しさを実感。ユーザー数予測、課金率、運用費用など、多くの要素を考慮する経験を積みました。

設計とコミュニケーション
画面遷移やデータベース設計において、メンバー間の認識を一致させる難しさを体験。開発前のビジョン共有の重要性を学びました。

チーム開発の実践
役割分担やタスク管理を工夫しながら、互いに協力してプロジェクトを推進。序盤での認識合わせが不十分であったことにより、後半で再度意識合わせの打ち合わせを行いプロジェクトの立て直しを図るなど、チーム開発ならではの難しさも実感していました。

最終発表と交流

最終日には各チームがコンセプト、設計、ビジネスモデルを発表し、活発な質疑応答が行われました。参加者からは「授業では学べないサービスのお金の流れを理解できた」「とても有意義だった」といった感想をいただきました。

発表後の懇親会や日常的な社員との交流を通じて、多くの刺激を得ていただけたようです。


今回の経験が、参加された皆さんの今後のキャリアに活かされることを願っています。ご参加いただいた学生の皆さん、メンター陣の皆さん、ありがとうございました。

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